二十四節気と、身の回りの植物のこと。
2年ほど前から、旧暦のこよみを使ってみています。
もちろん日常は普通のカレンダーでまわっているのですが、植物や季節を旧暦と照らし合わせてみるのは楽しいものです。
実際、農業や漁業をやっている人は旧暦こよみを今も参考にしているのだとか。
旧暦は月の満ち欠けの周期を1ヵ月とするものですが、それだけでは日付と季節が徐々にずれていってしまいます。
そのため閏(うるう)月を入れて調整するなど、細かな工夫が積み重ねられています。
その工夫のひとつが『二十四節気・七十二候』。
1太陽年を24に分割したものが二十四節気。「春分」や「秋分」「夏至」「冬至」などはお馴染みですね。七十二候はさらにそれを三分割したものです。
旧暦こよみを見ながら生活していると、この二十四節気が季節を知るポイントになっていることに気づきました。
「ちょっと空気が変わってきたな」とか、「新芽が出てきたな」とか、日々の中で気づく小さな変化はほとんど、きちんと二十四節気・七十二候に重なっているのです。
積み重ねられた知恵はすごいものですね。
都会に住んでいても、よく見れば植物はたくさんあるし、わずかな季節の変化も感じられる。
なんとなく感じていた移り変わりも、二十四節気を意識することで、よりくっきり感じられるのではないだろうか。
それを実感するため、今年の【春分】から、その季節に目につく花を二十四節気と合わせて投稿してみています。
植物は、東京で暮らしている私が、近所で見ているものばかりです。
こよみと結びつけて道端の草花を見るだけで、移り変わっていく季節がよりくっきりと見えるようになりました。
花は、季節を知らせてくれるもの。
ひとつひとつ、細かく季節を確かめているような感覚です。
次の春分まで、続けてみようと思います。
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