ドライフラワーにつく虫のはなし

夏・・・それは虫も元気になる季節。

あまり楽しい話題ではありませんが、プランツジュエリーの保管にも関わるので
こういうことはちゃんと記事にしていかなくてはね。

ということで。

秋頃、ルリタマアザミやクラスペディアなどがぽろぽろ崩れることがあります。

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ルリタマアザミは種がこぼれるために自然に崩れる場合もあるのですが
この症状は虫食いのこともあります。

犯人は シバンムシ という虫のなかま。
ドライフラワーだけでなく、乾物や小麦粉、タバコや古本などにもつく
室内に発生する虫の一種です。

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写真はWikipediaより ジンサンシバンムシ)

こちらのサイトが詳しいです。→http://mushi-chisiki.com/pest/deathwatch.html

見たことある人も多いのではないでしょうか?
成虫はショウジョウバエくらいの小さな虫で、壁にとまっていたり、ふらっと飛んだりしています。

これが卵を産み、乾麺や小麦粉やドライフラワーやタバコや畳や・・・いろんなところを食害するのです。
幼虫はほんとによく見ないと見えないくらい小さいのですが
ドライフラワーがぽろぽろとくずれたりするのは、この幼虫が中をかじっているためであることが多いです。

どんなドライフラワーにもつくのですが、
ルリタマアザミやクラスペディアのような菊科のお花は集合花なので、
中を食害されたときにぽろぽろ全体が崩れてしまうのだと思います。

(あと、シバンムシが発生しやすい時期がちょうど旬の時期とかぶっているというのもありますねえ。ドライにするときにも工夫が必要です。むむむ)

 

これはもともと植物についている虫ではないので
ドライにした植物を放置しない(密閉した容器で保存する)ことで防げます。

ついつい外に出しっぱなしにしていると、暑い時期に被害に合うことがあるので
ドライのプランツジュエリーは缶やプラスチックの容器で保管しましょうー!

 

シバンムシ自体は人体に悪影響はないのですが
シバンムシに寄生するハチで人を刺すものがいるので注意が必要だそう。

ドライフラワーを飾っている人は一度チェックしてみることをおすすめします・・・!