
こんにちは。micromです*
あっという間に、師走ですね。
毎年恒例!里山しめ縄飾りの材料を採りに、週末の南房総へ行ってきました。

お天気に恵まれてよかった!青い空が気持ちいいです。
ガイドは、ほんまる農園の本間さん。
稲わらを提供してくださるお米農家さんですが、里山のいきものや植物にものすごく詳しい先生でもあります。(じつはmicromの大学の先輩)
紅葉も終わりかけ。なんにもなさそうな林道ですが、見る人が見れば…

見上げると、木にからまってツルウメモドキが!!
根元を見るとこんな感じ。

まだフレッシュな黄色い実ですが、これが熟して乾燥すると、オレンジと黄色のコントラストが美しいこんな姿になるのです。

こちらは、オオバタンキリマメ。

つやつやの黒い実がきれいです。
定番の赤い実は、サルトリイバラ。

こちらは事前に採集してくれていました。一番大きな枝ぶりは、なんと見事なこと!
つやつやの美しい赤にうっとり。林道の中でこれを見つけたら、本当に宝物のようだろうなあ…
こちらは今回初めて採集した、カラスザンショウ。

はじける前の緑の実を手でさわると、確かにサンショウのような鮮烈な香りがしました。すごい!
殻のかたちも面白いので、今年のお飾りに使ってみようと思います。
そして主役のカラスウリ。今年はやや数が少ないようでした。

毎年同じように採れるわけじゃないもんね。自然のものなのだから、それも当然。
手に入ったもので、美しくつくるのが腕の見せどころです。
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お昼は、金毘羅山の頂上でお弁当。

本当に良い天気で、ぽかぽか暖かくて。こんなところで食べるごはんは、美味しいに決まっています…!
頂上には祠が。屋根の上にしめ縄がちょこんと置いてありました。

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しめ縄飾りに使うのは、ある程度日持ちがする(もしくはドライになる)ものを選んでいます。
なので、使えない植物もあるわけですが…

メタリックブルーが美しい野ぶどう。どうしてこんな色になるのか、自然が創り出す美しさに、ため息が出ます…(使えないけど)
枯れ葉色の林道でハッと目を引くピンク色は…

クサギの実です。羽根つきの羽根みたいで可愛い!(使えないけど)
採集した枝や実はキレイに仕分けをし、東京へ持ち帰ってきました。
あとはmicromが頑張って作るのみ…!
と言っても、枝ぶりや実の付き方を見ながら、キレイに見える手助けをするだけです。
ほんまる農園の稲わらの土台に、このナチュラルな木の実たちはよく似合う。その土地のものだけを使って作るお飾りは、なんて贅沢なんでしょうか。
ご予約は近日中にはじまります。(南房総ほんまる農園ストア)
ご縁のある方のもとに、お届けできますように。

道の駅ではもう日本水仙が売られていました。早い!
甘酸っぱいこの香りをかぐと、新しい年が来るな、と背筋がのびます。
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