【植物図鑑】カラスウリ
micromのお正月飾りの定番、カラスウリ。
原産は中国と日本。本州・四国・九州などに自生する、つる植物。
都会でも探せば見つけることができます(それでも昔に比べればずいぶん、見なくなりました)。
ジメジメとした場所を好むようで、池や川の近くに多く見られるようです。
夏の夜に咲く花は、レースのような白い花。
明け方にはしぼんでしまう、なんとも神秘的な雰囲気の花です。
装飾に使うものは主に赤く熟したものですが、未熟な緑の状態ではしましま模様があり、それもまた可愛い。
ドライにはなりませんが、常温で2週間程度は観賞できます。時間がたつとしぼんできてこんな感じ。
実を割って出てくる種は、打ち出の小槌の形とも、大黒様の形とも言われています。
金運のお守りとして、お財布に入れておくといいそうですよ。
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カラスウリ Trichosanthes cucumeroides
ウリ科