材料から山に採りに行こう!南房総のお正月飾りワークショップ

NPO南房総リパブリックが企画している里山学校「里山の素材でつくるお正月飾り」。

NPO南房総リパブリック 冬の里山学校
「里山の素材でつくるお正月飾り」

今年で4年目!micromは講師役で参加させていただいています。

南房総産の稲わらを綯うのはもちろん、飾りつけに使う木の実や葉っぱなども里山に採りに行く!という完全にゼロから手づくりのお正月飾り。

なかなか遠くて参加できない方も多いかと思いますが、これがまたとっても面白いのです。
どんなことをやっているか、昨年までの様子をまとめてご紹介します*

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まずはお飾りに欠かせない葉っぱ「ウラジロ」を採りに、里山をのぼります。
鏡餅の下に敷いたりする、あれですね。

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けっこうな急斜面もあります。
運動不足な私は、翌日いつも筋肉痛(笑)

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北側の斜面に、ウラジロが群生している場所があります。
シダ植物ですから、日当たりの悪い北側が居心地が良いのでしょう。

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ゲット!
こうして1対になっています。

 

そのほかにも、里山は材料の宝庫!

こちらは野ばらの実。トゲが痛いので注意です。

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見上げれば、ハンノキの木も。
micromのリースでもおなじみ、ヤシャブシのなかまです。

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毎回、地元の方が中心になっていろいろな素材を集めてくれています。

つやつやに実ったカラスウリ!

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「サンキライ」の名前で出回っている「サルトリイバラ」。
国産・天然ものです。山の中で見つけると、きらきらと宝石のよう!

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つやつやとした実たち、すべて天然もの。美しいです。

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松の葉と、松ぼっくりも地元産。

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さあ、ウラジロの山から下りてきたら、稲わらを綯って土台をつくるレッスンです!

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地元の農家さんは、しめ縄作りのベテラン。
鮮やかな手元に見とれつつ、作り方を習います。小さい子供たちも、見よう見まねで覚えていきます。

去年は縄の綯い方も習いました。
しめ縄と普段使いの縄は、微妙に作り方が違うんですよ。

土台をつくり終わったら、木の実や松葉を飾りつけましょう!
(このへんでmicromちょっとお仕事します)

ワイヤーの付け方をレクチャーしたら、バランスよく可愛くできるように、アドバイスしつつ…

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思い思いのお正月飾りが完成!!

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売っているものとはひと味違う、自分だけのお正月飾り。
子供たちの得意げな顔に、こちらもついつい笑顔になります。

 

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そして里山学校のもうひとつの楽しみは、地元の食材たっぷりのランチです!!
これが楽しみといっても過言ではありません。地元のお嫁さんチームがテキパキと用意してくださいます。

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たっぷりの野菜、平飼い鶏の卵やお肉。
しっかり素材の味が濃くて、本当に美味しい!

山登りした後でおなかはすいてるし、どれも美味しくて清々しくて本当にいい気分。
毎年趣向を凝らしてくださっていて、もちつきをしたり、ロケットストーブで調理を見せてくれたり、毎回すっかり楽しませていただいています*

 

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1日がかりで、自分の身体をめいっぱい使ってつくるお正月飾り。
大人も子供も、都会にいるとなかなか体験できない貴重な経験です。

お飾りの材料になるお米もその場で味わえて、美味しい食材で土地の恵みを心から感じることができますよ。

今年は12月18日(日)の開催。
ご興味がある方は、ぜひお問合せください*

↓ ↓ ↓

NPO南房総リパブリック 冬の里山学校
「里山の素材でつくるお正月飾り」

千日紅のレッスン開催しました*

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こんにちは。
プランツジュエリーのmicromです*

9月は恒例の千日紅レッスン。
3色の千日紅を使って、可愛いアクセサリーがいろいろできました。

実は今回用意した淡いピンクの千日紅は、ちょっと違う種類。

よく花壇などで見かける「グロボーサ種」(お送りしたタネはこちらですね)ではなく、
背が高くなる「ハーゲアナ種」、キバナセンニチコウ系の千日紅でした。名前はシスター。

じっくり観察すると花の形も違うので、アクセサリーにするときのコツも少し違います。
そんなお話も交えながら、楽しいレッスンでした*

 

「ベランダからアクセサリー」で種まきした我が家の千日紅は伸びに伸び、台風で倒れてナナメになっていますが、わさわさと咲いています。

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・・・が、プランター植えの方は、ちょっと元気がない様子。
土の中に、コガネムシの幼虫がいるのかも。(写真は自粛しますが、根っこをかじるので困った害虫です)

小さい鉢植えの方はまだまだ元気。小さなつぼみも。

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ここへきて秋の長雨。なかなかお手入れができなくてもどかしい。
お日様が恋しい秋なのでした。

 

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広島・原爆の日に寄せて、カンナの花のこと。

こんにちは。プランツジュエリーのmicromです*

7月に行った広島旅行、最後のお話です。
市内では、原爆を受けた後も生き続ける「被爆樹」をめぐりました。
今も生き続ける被爆樹たち@広島市

今回の旅行で、もうひとつ心に残った植物は 「カンナ」。

平和記念資料館の本館、最後に飾られていた写真です。
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原爆が投下された後、その年の秋に撮影された写真です。

もう草木も生えないのではないかと言われた広島市で、がれきの間から咲いたカンナの花。
カンナは球根植物とはいえ、原爆が投下されて数か月で復活するものなのでしょうか。すごい生命力…
写真は白黒でしたが、真っ赤な花が見えるような気がしました。

生き残った人たちは、この花をどんな気持ちで見たでしょう。
花を愛でる余裕なんてなかったでしょうが、植物の生命力に少なからず励まされたのではないのかな。

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市内を歩いていて、被災した小学校跡地が資料館になっているのを見つけました。
袋町小学校 平和資料館

袋町小学校は爆心地から460メートル。焼け残った数少ない建物でした。
たくさんの学生さんたちが一瞬で犠牲になりましたが、地下室があったため、奇跡的に3人の生存者がいたそうです。

被災後は救護所となり、けがをした人たちが大勢運ばれてくる拠点になりました。
家族や知人を探す人が書き残した連絡先や伝言が、今もそのまま壁に残っている貴重な資料館です。

この袋町小学校の入口にも、オレンジのカンナの花が。
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この日は快晴で本当に暑い日で、1945年8月6日もきっとこんな感じだったのだろうなと、カンナの花を見ながら思いました。夏に来てよかった。

後で調べたところによると、広島市などのいくつかの小学校では平和学習としてカンナを育てているそう。
焦土に咲くカンナの花の写真は、今を生きる人たちにもインパクトがありますものね。

カンナは暑さに強くて手がかからない球根植物なので、夏花壇の後ろの方によく植えられていて、原色の赤やオレンジの花と、やたら大きい姿がちょっと暑苦しい花だなあという印象くらいしか持っていませんでしたが(カンナよごめんね)、これからは違う思いで眺めることになりそうです。

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カンナ (Canna
ショウガ目カンナ科カンナ属 熱帯アメリカ原産
地下に根茎をつくる多年草。
カンナ科はショウガ目の中でも形態などが独特で、最も特殊化した科のひとつ。カンナ科はカンナ属1つで構成される「単型科」である。
日本には江戸時代前期に渡来。園芸では、春に球根を植え付けて夏~秋に花を楽しむ「春植え球根」として扱われている。

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71年目の、広島・原爆の日に。
カンナの花を見るたびに、あの日に消えたたくさんの命を思うことになりそうです。
それも植物の力ですね。

 

 

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宮島でも、みちくさ散歩(登山)

こんにちは。micromです*

広島旅行、宮島編つづきです。
厳島神社にお参りしたあと、やはりこの島の神様の山・弥山にもご挨拶しようと山に登りました。

古代から宮島は島全体が信仰の対象でした。厳島神社のご神体は弥山そのもの。

奥宮に近づくにつれ周りに人もいなくなり、空気も清冽に。確かにこれは、神様の領域かも。

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奥宮からさらに奥に進んだ「奥の院」。水の流れる音と風の音、虫の声しかしない静けさ。
厳島神社の喧騒が嘘のようです。

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この道でいいのかなあ、と迷いかけたときに見つけた道しるべ。ギリギリ読めましたけど…
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奥の院にはひっそりとお地蔵さまが。
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さて、けっこうな山道でしたが、山と言えばコケ。
関東では見かけない植物なんかもあって、相変わらず下ばっかり見ながら歩きました。
どこへ行ってもだいたいやってることは一緒ですねえ。

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気になって撮った、岩肌にはりついていた小さなアイビーのような植物。
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帰ってから植物に詳しい知人に調べていただいたところによると、
ヒメイタビ (クワ科イチジク属 Ficus thunbergii) の幼葉 と判明。

成長した姿はまるで別物なので、同定が難しいようです。

そしてなんと、園芸でよく使われる 「プミラ」は、この近縁のオオイタビ(クワ科イチジク属 Ficus pumilla)の幼葉なのです。確かにちょっと似てると思ったけれど、初めて知りました…!

まさか宮島の山の中で見つけた植物が、おなじみの観葉植物の親戚だったとは。
みちくさ散歩もあなどれません。

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ついでに、宮島の植物はシカによる食害を受けるので、矮小化したものが多いのだとか。

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チドメグサの仲間だと思うのですが、はっきりとわかりませんでした。
これも矮小化したり、葉の形を変えているのかも?

島の植物というのはこうやって独自の進化を遂げていくのだなあと、しみじみ感じ入るみちくさ散歩(登山)になりました。

 

最後に、山の上から見下ろす瀬戸内海!登った甲斐がありました*
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広島・宮島*厳島神社の大鳥居の樹の力

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こんにちは。プランツジュエリーのmicromです*

広島旅行、念願の厳島神社へも足を伸ばしました。
海の中の大鳥居。

到着したときは、大鳥居は海の中だったのだけれど。

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他を見学しているあいだに、すっかり潮が引きました。
砂浜をトコトコ歩いて、こんなに近くに行けるのですね!

遠くからでは気づかなかったけれど、大鳥居の柱はものすごく 「樹」 のまま。

一番太い部分は、周囲が10メートルもあるのだそう。r写真 2016-07-17 14 19 25

 

水に浸かる部分と上の部分は継ぎ足されているようです。
もっと製材された木材なのかと思っていたけれど、樹皮の感じやうねり感もまさに「樹」のまま。r写真 2016-07-17 14 20 23

水に浸かっている部分はフジツボや貝がびっしり。r写真 2016-07-17 14 18 41

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大鳥居の柱に使われているのは、天然のクスノキ。
高さ16メートル。樹齢500~600年の自然木です。
この巨木探しには、20年近い歳月を要したのだそう。

これが海底に埋められているわけでもなく、柱の重みで立っているというのは驚きです。

ちょうど潮が引いたおかげで間近で見ることができ、クスノキの樹の力を感じることができました。

ちなみに、次の大鳥居には宮島産の樹を使おうということで、クスノキが植林され育てられているそうです。
何百年先のことを考えて、樹を植える。
気の遠くなるような時間の流れですが、古代からそうやって人は受け繋いできたのかもしれません。

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本殿も海の上に。r写真 2016-07-17 10 29 52

潮が引いて干潟になり、白鷺が砂浜をついばんでいました。
よくよく見ると、小さな蟹やヤドカリがたくさん。r写真 2016-07-17 10 27 39

鳥居をはじめ、本殿も、くっきりとした朱色が印象的な神社でした。r写真 2016-07-17 10 41 45

 

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おまけ。大鳥居の扁額。

鳥居のこちら側は 「伊都岐島神社」、海側の額には 「嚴嶋神社」 と書かれています。

なぜあえて違う表記を……きっと意味があるのでしょうね。

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厳島神社の奥宮がある、宮島の弥山にも登りました。
そこは期待通り、山のコケの宝庫*
そのお話は次回に。

 

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