【植物図鑑】千日紅(センニチコウ)
ドライになっても鮮やかな色がのこる千日紅。
赤い部分は「苞(ほう)」と言われる部分で、実際のお花はその中につつまれています。
黄色く見えるのが花です。ドライにしてきれいに残るのは苞の部分。
ひとつの花がながく咲く、ということで千日紅の名前がついたそう。
(千日はさすがに咲いていませんが、ドライフラワーならかなり長くもちます。
日に当てると退色が早いので、密閉した暗所なら意外といけるかもしれません)
一般に見かける園芸種は「グロボーサ種」と「ハーゲアナ種」の2種類です。
上の写真のような、切花でよく見かけるのが「ハーゲアナ種」。
背が高く、花も大きくなるタイプ。赤やオレンジ、ラズベリー色などがあります。別名キバナセンニチコウ。
一番有名なのは写真の「ストロベリーフィールド」でしょうか。
名前のとおりイチゴのようなキュートな赤で、お花屋さんでも人気があります。
そして鉢植えで秋によく見かけるのは「グロボーサ種」。
ローズ・ピンク・白などがあり、小さな花を次々咲かせるタイプです。
ちいさなつぼみが取りやすいので、アクセサリーにはぴったり。
ハーゲアナ種に比べて、ちょっとマットな色合いが多い気がします。
【品種図鑑】
ハーゲアナ種(キバナセンニチコウ系)
(左から)ストロベリーフィールド/グリム
ゆびわやピアスに仕立てて。どちらも魅力的な千日紅です。
(写真左)ラズベリーフィールドとストロベリーフィールドのゆびわ
(写真右)グロボーサピンクとユーカリのピアス